大臼歯の抜歯が難しかったので、歯を2つに割ってから抜いた話

抜歯って怖いですよね。親知らず含め、過去に合計4本抜歯した私が、なぜ抜歯がなぜ怖いかを考えると、

  • 麻酔がちゃんと効いてるかわからない
  • 何やってるかわからない

の2つが理由だと思ってます。

このうち、実際に抜歯する段階になって麻酔が効いてなかったことは過去にないです。ただ、麻酔の効きをチェックする時に、効いてなくて追加してもらったことはあります。

もう1つの「何やってるかわからない」ですが、大臼歯の抜歯の時は、

  • まずふつうの方法で抜歯を試みる
  • もしだめだったら歯を前後2つに割って、一本の根ごとに取り出す

ということを告げられていて、やっている最中も「今こんなことしてます」というのを伝えられたので安心しました。

患者からのアドバイスになりますが、歯科医の人は、患者に対して何をやっているのかきちんと報告しながらやる方が、患者を安心させる上でも良いのだと思います。ここに歯科医の方が見られていたら、患者のタイプを見抜いた上ででもよいので、参考にしていただきたいです。

抜歯の基本原理は脱臼だそうです。合計で4本目にして、ようやく教えてもらえました。

親知らずの基礎知識 - 親知らずの抜歯方法

なんとなく私たちのイメージだと、乳歯などは手でぐらぐらさせたら抜けましたし、その延長でただ鉗子を使って力づくで抜いているという印象でしたが、

少なくとも今回のケースでは、

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のような道具(エレベータというようです)を歯の根っこに突っ込んでいって、ぐらぐらさせて剥離するという手法が用いられました。たぶん私の大臼歯の場合は、上にレジンで補綴がしてありましたから、鉗子でいきなり掴んで強引に引き抜こうとするとそこが割れてしまうとかそういう理由もあったと思います。

さて、第一段階の試みは失敗し、タービンをキーーーーーンと鳴らしながら歯を割っていくことになりました。

割ったあとも、同様に、エレベータを使ってひたすら脱臼させていくということですが、それでも合計で30分ほどはかかりました。今まで見たことないくらい血も出ていて、ぞっとしましたが、案外ダメージがなかったのか、全く腫れなかったです。

時間が難しかった理由は、抜歯する場合、ほとんどのケースではそもそも歯周病だとか、抜けやすい状態になっていることが多いが、私の場合は歯根破折をしていて炎症は起こしていたものの、根の張り付き方としては健康そのものだったためのようです。