歯根破折を起こした先で歯槽骨が溶けた話

www.misoji-kyousei.com

で話したように、私は左下6番を歯根破折しました。

はじめはレントゲンを撮って、「おそらく歯根破折を起こしてる」「CTを撮って確定診断した方がいい」ということを言われたので、CTのある歯科医に行って撮ってもらいました。(当然ですが、自費です)結果としては、やはり破折していて、先端が炎症を起こして、歯槽骨を溶かしているということでした。

顎が腫れてからなんと半年後のことです。

どの道抜いてしまったとしても、すぐにインプラントをすることは出来ませんし、逆に抜いたまま放置していても顎の骨が痩せてしまってインプラント不能になるため、保定が終わるまでは我慢するしかありませんでした。なので、放置していると骨を溶かし続けるということはわかっていたのですが、破折がわかったところで何をしようもないため、わざと放置していました。色々な条件が絡まり合って、難しい判断を迫られていました。しかし私としては、保定を完遂し、その上で抜歯をして、インプラントを行うというこの状態でのベストケースシナリオ以外は考えていませんでした。

f:id:akiradeveloper529:20190418130401j:plain

f:id:akiradeveloper529:20190418130700j:plain

これら2枚の写真は、6番の奥側の根を別の角度から見たものです。歯根の先が割けて、見事に骨を溶かしていることがわかります。

こうなると、今の歯科技術では修理のしようがないそうです。一刻も早く歯を抜いて、インプラントに備えるべきということをアドバイスされました。

あまりに骨が溶けすぎると、今度はインプラントが難しくなるそうです。あるいは、骨を増やす手術を別途挟むことになったりと、めんどうなことになります。この時点でもCTを撮った歯科医では、「ギリギリのライン」ということを言われました。

この状態で何が起こっていたかというと、顎の辺りに穿孔が開いて、そこから多少ですが膿を出していました。この穿孔のことをフィステルというそうです。

私の場合幸運だったのは、まずこのフィステルが開いてくれたこと。これが開かないと、中の圧が一方的に高まり続けるため、痛みがひどくなって即抜歯する他ないということになります。従って、判断を遅延し続けられたのもこのおかげです。

もう1つ幸運だったのは、炎症自体がそれほどひどくはなかったことです。自身の体調が良ければ、そこまで膿が出るということもなく、日常生活には大して影響はなかったです。日常的に多少違和感があるというのはあり、確かに抜歯してからすっきりしたというのはありますが、眠れないとかそういうレベルではなかったです。

もし、矯正など他の条件がなかったら、おそらくもっと早く抜歯して、インプラントに進んでいたと思います。保定期間中に歯根破折を起こすというのがどれほど起こることなのかわかりませんが、たぶんレアケースではないかと思います。なのでどれほどの人にとってこの記事が助けになるかわかりませんが、一応経験をシェアしておきました。参考になれば幸いです。