保定終了後1ヶ月で歯列はどれだけ戻ったか

私が矯正用ブラケットを外したのが2017年の2月で、それからは保定期間が始まりました。

保定期間中は少しずつマウスピースをつける時間が減っていき、最終的には夜寝てる時だけつければ良いということになっていきました。

左下6番の歯根破折が見つかったのが2018年の2月で、それから歯根破折を起こしながらも予定の2018年7月までは保定を続行しました。多少痛かったですが、そこで保定をやめて歯列が崩れてしまうのは本望ではないため、やり遂げました。途中、歯根破折が悪化しないことを祈りました。本格的に折れてしまうとすぐに抜歯しなければいけないということになりますから。

保定が終わると、矯正期間という意味では終了し、夜中の保定も外しても良いのですが、歯列を本当の意味で保つためにはたまにマウスピースをつけるのはアリという話を聞きました。

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で話したように、矯正というのは歯槽骨の吸収と再生を起こしながら歯を動かす治療です。そのため、ブラケットを外した直後というのは歯槽骨がまだ不安定な状態で、この状態から保定をしないと、歯がめちゃくちゃな方向に動いてしまいます。ドロの上に棒を立てたら棒は倒れてしまいますね。しかしドロが固まるまで待てば、棒はまっすぐ立ちます。これが保定です。

例えば、芸能人の中野美奈子さんは学生時代にワイヤーによる歯列矯正をしたものの、保定をきちんとしなかっために下の歯が崩れてしまっていたという話をしています。シンガポールインビザラインというマウスピースタイプの矯正をしたそうです。

Singapore でインビザライン初体験 : minako's official blog 中野美奈子オフィシャルブログ

中野美奈子さんというと、確かに上の歯列しか見たことがないという印象だったのですが、本人なりにコンプレックスを隠しながらアナウンサーをしていたということだと思います。画像検索をしてみると、何枚かは下の歯列が見つかってる写真が見つかりました。確かに多少崩れています。気になった方はご自分で検索してください。

では保定が終わったら、歯は一生動かないのでしょうか?実はそんなことはなく、舌癖や噛み合わせの癖により歯に力がかかり、歯は少し動いてしまいます。これが、保定後にもマウスピースをつけ続ける理由です。それは、矯正後に保定を放棄してしまう場合よりははるかに小さいと思いますが、作った歯並びは少しずつ崩れていきます。崩れていくというか、もしかしたら自然な姿に近づいていくという方が正しいかもしれませんが。

この記事では、では歯はどのくらい動くのかということを検証したいと思います。

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上が、保定後にマウスピースをつけ続けていた時の歯列です。この時期は、3日に一回だけ寝る時にマウスピースをつけ続けていました。3日間のうちにも歯がミクロ単位では動いてしまうため、毎回マウスピースを入れる時には多少痛みがありました。そのため「やはり保定後にも歯は動くのだ」ということを実感し、一気に歯が崩れてしまうおそれから、マウスピースを3日に一回だけですがつけ続けていました。

下が、マウスピースをつけるのを完全にやめてから一ヶ月経った歯列です。どうでしょうか。違いはわかりますか?

撮影アングルの違いもありますが、「一ヶ月ですごく崩れた」とは言えないと思います。3日間でマウスピースをつけるのが痛くなるくらいだったので、30日間ではどうなるかと恐れていましたが、それは杞憂でした。

一方で、感覚的なところでいうと、前歯に関しては隙間が少し開いたかなという気はします。もともとけっこう開いていたところなので、しょうがないかなと思います。実際に、3日に一回つけていた時に特にきついと思ったのは前歯です。もともとすきっ歯だったところを矯正しても、わりと短期間に多少は戻ってしまうということは言えるのかなと思います。

歯列矯正を決断する際の参考になれば幸いです。