インプラント手術の感想

6/6にインプラント手術をしてきた。これについて、過程と、自分の感想を書きたいと思う。

左下の大臼歯を抜歯したのが11月で、それから半年経ってようやくインプラント手術のGOが出た。これは、私の顎が感染していたというのもあるし、思ったより骨の埋まりが遅かったというのもある。でも、早く売上を立てるために焦ってインプラント手術を計画されるよりも遥かに良心的だとは思っていて、実際に顎の骨が不十分なうちにインプラントを埋め込まれても予後は良くないだろうし、自分としては待つことには不満はなかった。

月1のペースでクリーニングを続けていき、4月の段階でGOが出かけたが、もう一ヶ月待ちましょうということになり、5月になってレントゲンを撮り、再度骨の状態を確認した上でGOが出た。そこでCTをとってサージカルガイドを作り、手術までとその後の日程を確定させた。ここで、CTとサージカルガイド分の料金を払った。これは8万くらいだったと思う。インプラントの種類については、色々取り扱ってるようだったが、自分自身がいつまでも日本にいるとは限らないため、海外でもトラブル対応可能なものということで、ブローネマルクを検討してもらった。

  • 6/3 術前クリーニング
  • 6/6 手術
  • 6/7 消毒
  • 6/13 抜歯

というスケジュールとなった。

6/3の術前クリーニングはいつもどおり。ここで、手術をする最終意思決定と、費用についての話があった。

6/6は14:30に受付し、そこからもう一度術前クリーニング。術前クリーニングの後、1回目の麻酔をし、消毒液のようなものでさらにゆすいで口内をクリーンにした。ここで私の感覚としては、麻酔がそれほど強く効いてないような気がしていて内心かなり不安だったのだが、実際には後に書いたように手術直前に2回目の麻酔をした。

麻酔が終わって手術室に案内されたのが3時前。その前には一度トイレに案内され、そこで用を済ませた。手術室は、普段の処置室より遥かに手術室的なところであり、入室時には、ヘアキャップをかぶり、スリッパに履き替えることを指示された。服に関しては手術着に着替えるということまではしなかった。

私は当初、インプラント手術は抜歯の逆操作のようなものだから、普段の処置室でやるようなものと想像していたが現実は違い、少し緊張が高まった。手術室の椅子に横になると、まず、パルスオキシメーターを含む各種測定器を取り付けられ、身体にも顔にもシートが被せられて、私が世界と接するのは狭い口の周りだけとなってしまった。

ここから麻酔を追加する旨を伝えられた。麻酔は痛くなかった。実はインプラント手術において一番怖かったのは麻酔の痛みなのだが、1回目も2回目も全く痛みは感じなかった。麻酔を2回にわけて痛みを軽減する方法は広まってきているらしいが、本当に有用に感じた。

何か処置を始めたことはわかったが、実際に何をしているのかはさっぱりわからなかった。想像では、まずは骨を露出させるためにメスか何かで開くものと思っていたが、メスで切ったような音もなかった。それからサージカルガイドをつけてインプラントを埋め込むと、おそらくサージカルガイドは用なしになったのか外され、そこからは慎重にスクリューを回しながらインプラントを埋入していった。この時間はとても長く感じた。何しろ、インプラントが今どのくらい埋まっているかというのもわからないし、そもそもインプラントを一度も目撃していないのでどのくらいの長さのものなのかもわからない。骨が削れているからか、たまにバキっと言う音も聞こえて、これがなかなかの恐怖だった。スクリューを回す時には、口を大きく開ける必要があり、これは顎関節症の人だと難しいのではないかと思っていた。

シートによって完全に閉じ込められ、身動きをとることが許されない拘束状態なので、人によっては恐怖からパニックを起こしてしまう人もいると思う。そういう人のためには静脈内鎮静法というのも取り扱ってるらしかったが、提案もされなかったし、費用もかなりかかると思うので使う気はもとからなかった。以前に別の手術で局所麻酔を使ったことがあり、あの時は麻酔があまり効いていなかったのか痛みを感じたし、恐怖しかなかったため、麻酔がしっかり効いているならば、あれ以上の恐怖はもうないだろうという考えもあった。

インプラントの埋め込みが終わると、キャップを締め、そこから縫合に入った。縫合は色々と複雑な事情があるようで、体感としてはインプラント埋入と同じくらいの時間がかかっていたと思う。しかし、あくまで体感なのではっきりとはいえない。

終わってから時計を見ると3:30だった。手術が始まったのが3時頃だったので30分程度の手術だったことになる。自分としては、もう30分も経ったのかという気持ちでもあったし、逆に30分しか経ってないのかという気持ちでもあった。何を言ってるかわからないかも知れないが、手術中は、時間の概念が失われてしまうらしい。

そのあとは、術前クリーニングをした部屋に戻り、15分ほどガーゼを噛み出血が止まったのを確認して終了。2回目の支払いをして終了。今回は20万くらい。費用については、都度少しずつ払っていく方式のようである。

術後の痛みや腫れについては別途書こうと思う。